2025年6月の満月は6月11日水曜日。

この春の最後の満月、あるいは夏の最初の満月は「ストロベリームーン」とも呼ばれています。

ストロベリームーンが日本で観測できる時間帯や、なぜこのような名前で呼ばれているのか名称の由来についても解説していきます。

6月の満月「ストロベリームーン」の由来とは？

6月の満月に「ストロベリー」という言葉がつくのは、そのピンクがかった独特の色合いだけではありません。

18世紀に創刊され、作付けや天文データなどを記した『オールド・ファーマーズ・アルマナック』のオンライン版によると、この名前はアメリカの先住民族が使用していた名前に由来しています。

日本からするとイチゴのシーズンは4月〜5月と思えるのですが、アメリカ北東部に住んでいたいくつかのネイティブアメリカンの民族にとっては、イチゴは「6月の実り」。

そこから、6月の満月は「ストロベリームーン」と名付けられたようです。

一方、同じアメリカの先住民族の中でも「ホット ムーン」や「ブルーミング ムーン」と呼んでいた人々もいたそうです。また、ヨーロッパでは6月が一年で最初の蜂蜜の収穫時期に当たることから「ハニームーン」とも呼ばれてきました。

2025年6月の「ストロベリームーン」はいつ観測できる？

国立天文台によると、2025年6月11日の「ストロベリームーン」の東京都の月の出の時刻は午後7時17分。晴れていたらしっかりと観測できるでしょう。

ぜひ2025年の特別な月を外へ出て、堪能してみてはいかがでしょうか。