タイの職業学校で生徒に「吸い殻水」を飲ませる体罰、教師は職務変更に

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タイ中部ナコーンサワン県の職業学校で、喫煙していた男子生徒たちに対し、教師が「吸い殻入りの水」を飲ませるという体罰を加えていたことが明らかになりました。この一件は生徒が撮影した動画により発覚し、SNSを中心に強い批判が巻き起こっています。バンコクポストが2025年6月1日に伝えています。

問題の行為が行われたのは5月29日。動画には、女性教師が約10人の男子生徒を呼び出し、ペットボトルに複数のタバコの吸い殻を入れて水を注ぎ、その液体を生徒たちに飲むよう命じる様子が映っています。教師は怒声や汚い言葉を使って生徒たちを叱責しており、一部の生徒と口論になる場面も記録されています。事態は他の教職員が仲裁に入ることで収拾されました。

この教師は校内の規律指導チームに所属していたものの、騒動を受けてすでに別の職務に移されたと、学校側が明かしています。また、関係する生徒の保護者も呼び出され、今後の対応について協議が行われているとのことです。

喫煙自体が校則違反であることは多くの人が認めていますが、「健康を害するような方法での体罰は容認できない」との声が広がっています。教育省による調査を求める動きも出ており、問題の波紋は広がる一方です。

なお、学校側はこの件に関する正式な説明を同日夜に発表する予定としています。

◆Students caught smoking forced to drink cigarette butt water

 

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Source: タイランドハイパーリンクス