2021
10.28

タイ国民の9割以上が11月1日からの再開国に「懸念」

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タイ国民の9割以上が11月1日からの再開国に「懸念」

2021年11月1日からのタイ再開国について、タイ国民の約9割が懸念を抱いていることが、保健省の世論調査により明らかになりました。


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タイは11月1日より、空路で入国する日本を含む46カ国からの新型コロナウイルスワクチン接種済み旅行者の、隔離無しでの受け入れを開始します。旅行者が訪問することができるのはバンコクやチェンマイ、プーケットやホアヒンなど17都県の一部地域です。

タイ保健省が2021年10月14日から25日にかけて、1512人を対象に実施した世論調査によると、タイ国民の92.4%がこの計画に懸念を抱いています。

調査によると、回答者の75.8%が、再開国により新たな新型コロナウイルスの流行が起こるのではないかと懸念していることがわかりました。

49.7%は、地方が開かれることで人々が油断してしまうことを懸念しています。45.1%が、自分や家族が旅行者からウイルスに感染することを恐れています。39.3%が、再びロックダウンとなる懸念を持ち、31.7%が、病院のベッド数が不足することを懸念しています。

再開国後に新たなクラスターが発生すると予想される施設を尋ねたところ、回答者の89.2%がパブやバーなどの娯楽施設と回答。次いで公共交通機関が43.1%、観光地が39.8%、学校が39.2%、市場が37.4%、ショッピングモールが34.1%、レストランが28.8%、ホテルが24%となりました。

 

【11月1日からの受け入れ対象国】
1.オーストラリア
2.オーストリア
3.バーレーン
4.ベルギー
5.ブータン
6.ブルネイダルサラーム
7.ブルガリア
8.カンボジア
9.カナダ
10.チリ
11.中国
12.キプロス
13.チェコ共和国
14.デンマーク
15.エストニア
16.フィンランド
17.フランス
18.ドイツ
19.ギリシャ
20.ハンガリー
21.アイスランド
22.アイルランド
23.イスラエル
24.イタリア
25.日本
26.ラトビア
27.リトアニア
28.マレーシア
29.マルタ
30.オランダ
31.ニュージーランド
32.ノルウェー
33.ポーランド
34.ポルトガル
35.カタール
36.サウジアラビア
37.シンガポール
38.スロベニア
39.韓国
40.スペイン
41.スウェーデン
42.スイス
43.アラブ首長国連邦
44.イギリス
45.アメリカ合衆国
46.香港

【隔離なし旅行者が訪問できるエリア】
・バンコク都
・クラビー県
・チョンブリー県(ただし以下の地域に限る。バーンラムン市、パタヤー市、シラチャー市、シーチャン島市、サタヒープ市(ナージョムティアン地区およびバーンサレー地区に限る))
・チェンマイ県(ただしチェンマイ市、ドーイタオ市、メーリム市、メーテン市に限る)
・トラート県(ただしチャーン島市に限る)
・ブリラム県(ただしブリラム市に限る)
・プラチュアップキリカン県(ただしフアヒン地区およびノーンゲー地区に限る)
・パンガー県
・ペッチャブリー県(ただしチャアム市に限る)
・プーケット県
・ラノーン県(ただしパヤーム島に限る)
・ラヨーン県(ただしサメット島に限る)
・ルーイ県(ただしチェンカーン市に限る)
・サムットプラカン県(ただしスワンナプーム国際空港に限る)
・スラタニ県(ただしサムイ島、パガン島、タオ島に限る)
・ノンカーイ県(ただしノンカーイ市、サンコム市、シーチェンマイ市、ターボー市に限る)
・ウドンタニ県(ただしウドンタニ市、バーンドゥン市、グンパワーピー市、ナーユーン市、ノーンハーン市、プラジャックシラパーコム市に限る)

 

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