2025
05.29

400超の作家ら、イスラエルの「ジェノサイド」非難。「集団的な沈黙を終わらせる」と即時停戦を求める

国際ニュースまとめ

(左から)ジャネット・ウィンターソンさん、イアン・マキューアンさん、ゼイディー・スミスさん、アーヴィン・ウェルシュさん(左から)ジャネット・ウィンターソンさん、イアン・マキューアンさん、ゼイディー・スミスさん、アーヴィン・ウェルシュさん

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「世界のすべての人々に、恐怖を前にした集団的な沈黙と無行動を終わらせるために、私たちに加わるよう求めます」━。

400を超えるイギリスやアイルランドの作家・団体が、パレスチナ自治区ガザ地区での即時停戦を求める公開書簡に署名した。

小説「贖罪」の作者イアン・マキューアンさんのほか、ゼイディー・スミスさん、ジャネット・ウィンターソンさん、アーヴィン・ウェルシュさんなども賛同者に名を連ねている。

冒頭で、イスラエル軍の空爆で殺害されたパレスチナの詩人ヒバ・アブ・ナダさんの詩「A Star Said Yesterday」(昨日、星が言った)を引用。「彼女は詩の中で、ガザの人々にとっての宇宙的な避難場所を想像しました。それは、今彼らが直面している致命的な危険とは全く異なるものです」とつづっている。

書簡では、アムネスティ・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウォッチ、国連人権理事会が任命した独立した専門家たちが、「イスラエル国防軍によって実行され、イスラエル政府に指示された、ガザでのジェノサイドまたはジェノサイド行為を明確に認定している」と指摘した。

「言葉が不当なことを正当化するために使われている」

また、「パレスチナの人々は抽象的な戦争の抽象的な犠牲者ではない」と述べ、こう続けた。

「あまりにも頻繁に、言葉が不当なことを正当化し、否定できないことを否定し、擁護できないものを擁護するために使われてきた。そしてまた、正しく重要な言葉が、それを書いたであろう人々と共に消し去られることがあまりにも多すぎる」

その上で、2023年10月7日にハマスがイスラエルの市民に対して行った残虐行為が戦争犯罪であり、人道に対する罪であるのと同様に、ガザのパレスチナ人に対してイスラエルが今なお続けている攻撃はジェノサイドであり、戦争犯罪だと非難した。

即時停戦に加え、国連によるガザ全域への食料・医療支援の即時かつ無制限の配布を求めたほか、イスラエルが即時停戦の呼びかけに応じない場合の制裁、そして全ての人質・収容者たちの解放を求めている。

BBCによると、この書簡は、フランスのリベラシオン紙に掲載された、フランス語圏の作家約300人が署名した別の書簡を基に、イギリスの作家12人の意見を取り入れて作成されたという。

作家たちは、傍観者でいることを拒否すると述べ、「これは人間性や人権の問題だけでなく、現代の作家としての道徳的な資質の問題です。私たちがこの犯罪に対して声を上げ、非難することを拒めば、その資質は日々損なわれていきます」と訴えている。

また、パレスチナ人やイスラエル人、ユダヤ人に向けられるいかなる形の攻撃や憎悪、暴力にも反対すると表明。イスラエル政府のジェノサイド的政策に対する抵抗運動にも連帯する意志を示した。

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Source: HuffPost