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【韓国】ヌリ号発射 「中国・日本の宇宙技術に追いつく」
2021.10.21|午後9:46
韓国型ロケットヌリ号(KSLV-ll)が21日、高興郡ナロ宇宙センター第2発射台から炎を噴き出しながら力強く飛び立っている。
韓国型ロケットヌリ号(KSLV-Ⅱ)が「半分の成功」を成し遂げた中で、主要な外国メディアもヌリ号発射の意味に注目した。
ヌリ号は21日午後5時、全羅南道高興郡ナロ宇宙センターから発射され、衛星分離に成功したが、ダミー衛星を軌道に安着させる最後のステップには失敗した。
米国のCNN放送は「ヌリ号は韓国初の自社開発ロケットで、未来人工衛星の扉を開いた」とし「今回の任務に成功した場合、韓国は、ロシア、米国、フランス、中国、日本、インドに次いで世界で7番目に1トン以上の衛星を搭載することができる宇宙ロケットを開発する国になっていた」と伝えた。
CNNは、「韓国はこれまで、北韓の衛星情報を全面的に米国に依存してきた」とし「独自にロケットを保有することは、韓国が偵察衛星を保有することを意味する」と説明した。
米国のブルームバーグ通信は「今回のミッションは順調に進まなかったが、韓国は軍事ミサイル能力と民間プログラムの両方で進展を達成し、中国と日本の宇宙プログラムに追いついている」と伝えた。
香港のサウスチャイナモーニングポスト(SCMP)は、「韓国は、中国と日本の宇宙プログラムに追いつくために努力しながら、軍と民間のミサイル能力を加速している」と伝えた。
フランスのAFP通信は、ヌリ号の飛行コースを伝え、「戦争の灰の中から抜け出し、世界12位の経済大国になった韓国は、スマートフォンとメモリチップメーカーであるサムスン電子の本拠地」と紹介した。
北韓との関係に注目した外信もあった。日本の共同通信は「ヌリ号発射が、北韓のミサイル試験によって韓国や日本などの周辺国に緊張感が漂う時期に行われた」と指摘した。北韓は最近、極超音速ミサイル火星8型、新型潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の試験発射をはじめ、今年に入って武力示威を8度行った。
BBCのは、「北韓と韓国の間で軍備競争が加熱されている中、韓国はロケットを成功裏に宇宙に送った7番目の国になった」とし「韓国はヌリ号を人工衛星を発射するためにのみ使用すると言うが、弾道ミサイルと宇宙ロケットは似たような技術を使用するため、韓国が進行中の兵器開発の拡大の一環として見ることができる」と指摘した。
Source:脱亜論
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