04.29
「家事・育児の負担」「家計の厳しさ」「年収の壁」に共感の嵐。「しゅふ」のリアルな気持ちがテーマの川柳がすごい。
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「しゅふ」ならではのリアルやお悩みや喜怒哀楽をよむ「しゅふ川柳2025」の受賞作品が4月24日、発表されました。
企画したビースタイルメディア(本社:東京都新宿区)によると、「しゅふ川柳」は、「しゅふの皆さんが日々の生活の中で感じる課題や疑問、喜びをリアルな声として発信できる場所にできれば」と2023年に初開催し、今年で3回目。
今回は、過去最多となる4525句の応募があったそうです。選考委員会がノミネート作品を選出した1次審査、一般投票などがあった2次審査、ゲスト審査員らが投票する最終審査を経て、「はたらく」部門、「家計」部門、「母の日」「父の日」部門でそれぞれ3部門で受賞作品を選出しました。
今年は、「家事・育児の負担」「家計の厳しさ」「年収の壁」など、しゅふならではのリアルな悩みが多く寄せられました。「米」「キャベツ」など具体的な食材名を挙げた物価高の句も目立ち、生活実感のこもった切実な声が届きました。
また、最近なにかと話題の「年収の壁」については、「働きたいのに働けない」などと、収入面でのジレンマや葛藤を訴えた作品があったそうです。一方で、節約術などをよんだ句など、日々の暮らしにまつわる困難を乗り越えようとする姿も感じられたといいます。
同社は「川柳という少し俯瞰したユーモラスな表現を通じて、みなさまの声を代弁し、社会全体に『こうした現実がある』と知ってもらうきっかけとなれば幸いです」としています。
それでは、受賞作の一部をご紹介しましょう。
「はたらく」部門
「はたらく」部門では、家事や育児、介護、そして仕事など、「はたらく」にまつわる思いをうたった作品を募集しました。
「しゅふJOBプレゼンツ しゅふ川柳2025」【はたらく】部門大賞大賞には、『やすみなく はたらく主婦にも ボーナスを』(東京都/ももたろう/50歳・女性)が選ばれました。
「家事、子育て、仕事に何かあれば稼働し、24時間休みはないと言ってもおかしくないくらい、主婦は忙しい。バリバリ働いてるのに、褒めてはもらえず、当たり前、そんな主婦にもボーナスと言う形で誰かに労ってほしいといつもおもってるから」という思いが込められているといいます。
審査員からは、「しゅふの悲哀を広く世に届けたい」「家事に育児に、休みないしゅふの仕事。主婦も主夫も、適宜休みを取って、頑張りすぎず自分を労わってほしい」などの声が寄せられました。
優秀賞には、『「どのくらい 働けますか?」 壁次第』(神奈川県/つべる/32歳・女性)、佳作には、『寝る直前 「明日ぞうきん」 早く言え』(千葉県/偏屈の妻/30歳・女性)がそれぞれ選ばれました。
「家計」部門
「家計」部門では、上がらない年収、減らない出費、将来の蓄え。「おかね」への悲哀を叫ぶ作品を募集しました。
「しゅふJOBプレゼンツ しゅふ川柳2025」【家計】部門大賞大賞には、『キャベツ見て ほうれん草見て もやし買う』(島根県/島根のぽん太/57歳・女性)が選ばれました。「だって、安いから!」というシンプルな思いを句にしたと言います。
審査員からは、「まさに!兼業主夫になって5年目の私も、キャベツの値段にビックリし、白菜を見てガックリし、結局もやしを2袋買って帰ったことがあります」「葉物野菜は本当に高いですよね」「物価高の影響がしゅふの食材選びにも及んでいる中、家計も健康も考えるしゅふの賢さが表現されていますよね」などと、共感を呼びました。
優秀賞には、『無償化が 決まる頃には 対象外』(福岡県 やまとも 40歳 男性)、佳作には、『備蓄米 待ってはくれぬ 食べ盛り』(群馬県 風まかせ 68歳 男性)がそれぞれ選ばれました。
「母の日」「父の日」部門
「母の日」「父の日」部門では、「母の日・父の日」だからこそ贈りたい作品を募りました。
「しゅふJOBプレゼンツ しゅふ川柳2025」「母の日」「父の日」部門大賞大賞には、『母の日を 家で祝えば 家事残る』(沖縄県/さちまご/41歳・女性)が選ばれました。「毎年夫と子供が母の日を祝ってくれるのは良いのですが、結局料理を作ったり、後片付けをするのは私なので、外食だと楽なのになぁと思ったエピソードを句にしました」といいます。
審査員からは「かつてを思い出すと…まさに、母の日に結局最後に片付けをしていたのは母でした」「しゅふを取り巻く現実を、うまく表していますよね!」「遠足は家に帰るまでが遠足とよく言いますが、後片付けが終了して、翌日までが母の日です(笑)」などの感想が寄せられていました。
優秀賞には、『父の日に エプロンあげて 圧かける』(東京都/さくらあん/35歳・女性)、佳作には、『反抗期 終わりを告げる 花一輪』(奈良県/ろっこ/57歳・女性)がそれぞれ選ばれました。
Source: HuffPost




