04.27
「性的同意」知らない高校生は何割?「先生に 正しい知識持ってほしい」の声も多数
国際NGOプラン・インターナショナルのプラン・ユースグループが4月14日、高校生の「性的同意」に関するアンケート結果を公開した。
調査は2024年12月に、日本に在住する15〜18 歳の高校生1000 人(女性771人、男性229人)を対象に実施した。
その結果、性的同意について知らないと答えた高校生は7割弱、学校で教えてほしいと望む声は8割弱に上ることがわかった。

「性的同意」とは、手をつなぐ、キスする、セックスするといった全ての性的な行為に対し、お互いがその行為を積極的にしたいと望んでいるかを確認することを指す。
2023年には、性犯罪の規定を大幅に見直す改正刑法が成立。柱の一つが、「同意のない性的行為」を処罰するため、構成要件となる行為を具体的に示した「不同意性交等罪」の創設だ。
同グループは今回、「性的同意」に焦点を当て、性教育の現状と課題を明らかにすることを目的に調査を行った。
アンケートで、「性的同意」について学校で学んだと回答したのは63.9%。だが68%の生徒は、性的同意について「知らない」「聞いたことはあるが説明はできない」と答えた。
「性的同意」について学校で教えてほしいと回答したのは78%。特に学校で学びたいと答えた人に理由を聞くと、「正しい知識を身に付けたいから」(84%)、「自分や他者を大切にしたいから」(45%)、「周りの人とも性的同意について話し合えるきっかけになるから」(23%)という声が集まった。
性に関することについて相談できる人があないと答えたのは52%。学校に望むことについては、多い順に「学校の先生が、 『性的同意』 について正しい知識を持っていること」(64%)、「学校に、 性に関する相談が気軽にできるカウンセラーがいること」(29%)、「『性的同意』 に関する授業内容を充実させること」、「学校の先生が、 親身に相談に乗ってくれること」(ともに27%)、「専門機関や団体から講師を招いて、 話を聞く機会を設けること」だった。
調査に関わった学生からは、「性的同意は特別なことではなく、自分と他者を尊重する上での基本的な考え方です。今後、性教育や信頼できる相談先がさらにアップデートされることを願っています」(大学3年生)、「性に関する話題は“恥ずかしい”と思われがちですが、より気軽に相談できたり、安心して学べたりする場が必要だと感じます。今回の調査を通じて、生徒のリアルな声を社会に届けることで、少しでも前向きな変化を生み出せることを願い、これからも活動を続けていきたいです」(大学4年生)といったコメントが寄せられた。
Source: HuffPost



