04.22
フランシスコ教皇の死後に投稿された、米議員の謎めいたコメントが物議を醸す
(左)マージョリー・テイラー・グリーン議員(右)フランシスコ教皇キリスト教カトリック教会のフランシスコ教皇が4月21日に逝去した。教皇の死が発表された後、オバマ元大統領や、バイデン前大統領、ヴァンス副大統領を含む数多くの政治家が、ソーシャルメディアなどで追悼の意を表している。
その中で、極右政治家として知られる共和党のマージョリー・テイラー・グリーン連邦下院議員のコメントが物議を醸している。
その中で、極右政治家として知られる共和党のマージョリー・テイラー・グリーン連邦下院議員のコメントが物議を醸している。
【画像】物議を醸しているグリーン氏の投稿
グリーン氏はフランシスコ教皇が死去した後に、次のようなコメントをXに投稿した。「今日は世界の指導力で大きな変化があった。神の手によって、悪が敗北した」
グリーン氏は投稿で「悪」が誰なのかについては触れていない。発言の意図を明らかにするため、ハフポストUS版はグリーン氏の事務所に問い合わせているが、これまでに回答はない。
名前は書かれていないものの、フランシスコ教皇が世界的に影響力がある指導者で、その死がカトリック教会や世界全体にとって大きな転機であることは明白だ。
また、「世界の指導力の大きな変化」に該当するような大きなクーデターや政権交代は過去48時間以内に発生していない。
グリーン議員は自らを「キリスト教ナショナリスト(キリスト教の神政政治を行うべきとする考えを持つ人)」と呼び、ドナルド・トランプ前大統領をイエス・キリストになぞらえたこともある。
その一方で、過去にカトリック教会を攻撃している。
グリーン氏は2022年4月の右派のカトリック系メディアの取材で、「悪魔が教会を支配している」と主張。カトリック教徒の団体が滞在資格を持たない移民を支援していることを批判した。
さらにその後、自身は幼い頃からカトリック信者だったものの、母親になった後にカトリック教会に行くのを止めたとXに投稿。その理由として「教会の指導者たちが自分の子どもたちを小児性愛者から守ってくれると思えなかった。彼らは信教会内部にさえ怪物をかくまっていた」と主張している。
ハフポストUS版の記事を翻訳しました。
Source: HuffPost




