2025
04.11

7000年前のサハラ砂漠のミイラ、古代のDNAで起源の謎に迫る

国際ニュースまとめ

現在、リビア南西部のタカルコリにある岩窟住居の遺跡から見えるのは、果てしない砂丘と不毛の岩ばかりだが、およそ7000年前、このサハラ砂漠の一帯ははるかに緑豊かで住みやすい土地だった。

この「緑のサハラ」の住民の起源を解明しようとする科学者が、タカルコリに埋葬されていた2人の女性の遺骨から、詳細な遺伝情報である全ゲノムの解析に初めて成功した。

かつてこの地域は、木々が生い茂り、湖や川が常に水をた…

Source: 国際ニュース – CNN.co.jp