2025
03.04

米トランプ大統領、ウクライナへの軍事支援を一時停止。ゼレンスキー氏との口論から3日後の決定

国際ニュースまとめ

ホワイトハウスでスピーチをするトランプ大統領(2025年3月3日)ホワイトハウスでスピーチをするトランプ大統領(2025年3月3日)

アメリカのトランプ大統領は3月3日、ウクライナへの軍事支援を一時停止するよう指示した。AP通信などが報じた。

トランプ大統領は3日前の2月28日、ウクライナのゼレンスキー大統領とホワイトハウスで会談したものの口論となり、予定していた鉱物資源をめぐる合意文書への署名が見送られた。

またトランプ氏は、ゼレンスキー氏が3月2日に「戦争を終わらせるための合意は依然として非常に遠い」と発言したことを厳しく批判。

「これまでで最悪のゼレンスキー氏の発言だ。アメリカは長く我慢し続けない」と、トゥルースソーシャルに投稿していた

イリノイ州シカゴで行われた、ゼレンスキー氏を批判したトランプ氏に抗議してウクライナへの連帯を示すデモ(2025年3月2日)イリノイ州シカゴで行われた、ゼレンスキー氏を批判したトランプ氏に抗議してウクライナへの連帯を示すデモ(2025年3月2日)

AP通信によると、ホワイトハウス高官は一時停止の決定について「トランプ氏はゼレンスキー氏に戦争を終結させるための和平合意に真剣に取り組むことを求めており、アメリカの支援が解決策に貢献しているかを確認するために、軍事支援を一時停止し、見直している」と述べた。

ロイター通信によると、トランプ氏がウクライナが誠実に和平に取り組む姿勢を示していると判断するまで、一時停止は続く予定だ。

また、飛行機や船で輸送中の兵器や、ポーランドの輸送エリアで待機している兵器など、現在ウクライナ国内にない米国の軍事装備もすべて停止の対象となるという。

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Source: HuffPost