01.16
中国スマホで無許可アプリ発覚!タイ政府が規制強化へ
タイ政府は、スマートフォンやタブレットに事前にインストールされるソフトウェアやアプリケーションに対して、より厳しい規制を導入する計画を発表しました。この動きは、中国のメーカーであるOPPOとrealmeデバイスに発見された無許可の金融ローンアプリに関する懸念に対応することを目的としています。2025年1月16日にタイ国営メディアNNTが伝えています。
プラサート・チャンタラルーントーン 副首相兼デジタル経済社会大臣は、OPPOやrealmeのデバイスで、事前の承認を受けていないローンアプリが発見されたことを受け、この取り組みを発表しました。このようなデバイスにインストールされる金融アプリは、まずタイ銀行からの承認を受ける必要がありますが、初期調査では、問題のアプリに対する承認は一切行われていないことが判明しました。
プラサート大臣は、これまで正式な対策が講じられていなかったことが、この問題を引き起こした原因の一つであると述べました。今後は、タイ市場で販売されるデバイスに事前インストールされるソフトウェアに関する厳格なガイドラインを導入する予定です。これにより、特に金融取引に関連するアプリが事前インストールされる前に、関係当局の審査を受けることが義務付けられます。また、コンピュータ犯罪法やデータ保護法の違反の可能性についても調査が進められています。
調査では、これらのアプリを通じて提供されたローンが金融規制に準拠していたかどうかも確認される予定です。報告によると、無許可の取引が行われていた可能性があり、当局がさらに詳しく調査を進めています。
現時点では、経済的な被害に関する正式な苦情は寄せられていませんが、消費者の利便性やデータプライバシーに関する懸念が優先事項とされています。政府は、同様の問題を防ぐために、タイで販売されているすべてのスマートフォンモデルを再確認することを約束しました。
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Source: タイランドハイパーリンクス