2025
01.16

日本から電子廃棄物がタイへ、レムチャバン港で押収

国際ニュースまとめ

タイ関税局は、チョンブリ県にあるレムチャバン港で日本と香港から輸入された10個のコンテナ内に隠されていた256トンの電子廃棄物を押収しました。この発見は、情報提供に基づく調査の結果でした。2025年1月16日に各報道が伝えています。

関税局長が直接指揮を執った今回の検査では、コンテナの中身は“スクラップや使用済み金属”として申告されていましたが、実際には廃棄された電子機器が多数含まれていました。

押収された10個のコンテナのうち、9個は日本から、1個は香港から輸入されたものでした。コンテナには合わせて256トンに及ぶ電子廃棄物が含まれており、これらを輸入するにはタイ国内の産業廃棄物局から特別な許可が必要です。

電子廃棄物は有害物質を含むことが多く、その適切な処理が求められます。今回の輸入は、タイの関税法および有害廃棄物の越境移動とその処分を規制する国際条約「バーゼル条約」に違反しているとみなされています。

関税局は現在、これらの電子廃棄物の輸入に関与した関係者の特定と法的措置に向けた調査を進めています。特に、違法輸入がどのように計画され、許可なしで搬入されたのかについて詳細な検証が行われる見通しです。

■Illegal e-waste shipment from Japan and Hong Kong seized at Laem Chabang

 

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Source: タイランドハイパーリンクス