01.14
タイ内閣、統合型エンターテインメント複合施設に関する法案を承認
タイ内閣は2025年1月13日、統合型エンターテインメント複合施設の設立を目指した法案を原則承認しました。財務省が提案したこの法案は、ペートンターン・チナワット首相によると、投資促進、国内で蔓延する違法賭博の抑制、そして持続可能な観光地の創出を目的としています。
この複合施設は社会に利益をもたらす人工的な観光地として設計される予定であり、法案が成立すれば、タイの経済成長と観光促進に大きく寄与することが期待されています。
政府の法律顧問である法制委員会は今後、規制委員会の設立や施設内で運営可能な事業の種類に関する明確な指針など、具体的な内容を精査します。ただし、法案については先週、法制委員会から6つの指摘が出されており、一部では反対の声も挙がっています。
法制委員会の指摘の一つとして、財務省はエンターテインメント複合施設の範囲を明確化する必要があるとされています。この施設がホテルやレストラン、その他の事業を含む場合、既存の法律と重複する可能性があるためです。
さらに、タイ国民の多くがエンターテインメント複合施設を「さまざまな娯楽を提供する施設」と認識しており、賭博施設を含むものとしては捉えていないことも問題点として挙げられています。もし政府がカジノ設立を目指す場合は、現行の賭博法を改正することで対応可能であると法制委員会は指摘しています。
■Cabinet approves draft bill on an integrated entertainment complex
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Source: タイランドハイパーリンクス