タイ南部パンガー県コヤオ島で2025年1月3日、スペイン人女性観光客がゾウと水遊び中に死亡する事故が発生しました。ゾウ使いには、過失致死の容疑がかけられています。各報道が伝えています。

事故が起きたのは2025年1月3日午後4時50分ごろ。パンガー県観光支援センター（TAC）によると、スペイン人女性（23歳）がゾウに押され、石製のプールの縁に頭を強く打ち死亡しました。スペイン人女性hあ2024年12月26日にタイを訪れ、交際相手とともにコヤオ島で観光を楽しんでいました。

事故当日、スペイン人女性はコヤオ島の象保護区で行われる「ゾウとの水遊び」ツアーに参加。45歳のメスのゾウと水中で接触していた際、ゾウが驚き鼻で押したことで、彼女がプールの縁にぶつかり負傷しました。その後、応急処置を受けながらアンダマン国際クリニックへ搬送されましたが、到着後に死亡が確認されました。遺体は詳細な検視のため、コヤオチャイパット病院へ送られています。

この事故を受け、ゾウ使い（38歳）は「過失による他人の死亡」の容疑で警察に告発されました。現在、当局はさらなる捜査を進めるとともに、遺族への連絡や補償に向けた手続きを進めています。