2025
01.05
01.05
日本が生き残るために「戦後」を終えよ――安倍晋三が貫いた徹底的リアリズム
自前の戦略を持たない第1次トランプ政権は安倍の「自由で開かれたインド太平洋」を採用した[日米首脳会談後、トランプ大統領(当時)と共同記者会見を行う安倍氏=2018年4月18日、アメリカ・フロリダ州パームビーチ](C)時事
安倍晋三政権時代という日本の変革期を記録した船橋洋一の新著『宿命の子』(上・下/文藝春秋)は、国際舞台で深い尊敬を集めると同時に日本国内では多くの論争も呼んできた指導者の姿を描くノンフィクションとして、世代を超える決定版というべき作品だ。
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Source: Foresight