01.04
巨大な金属の輪が空から落下、村人たちも恐怖【ケニア】
アフリカのケニアで、巨大な金属製の輪が空から落下し、人々を驚かしたという。
直径約2メートルの輪
その物体が落下したのは12月30日、場所はケニアの首都・ナイロビと、沿岸都市モンバサの間にあるMukuku村とされている。
その日、空から直径約2mの金属製の輪が、大きな音と共に落下してきたという。
この輪は重さが約500kgもあり、部分的に焼け焦げており、まだ正確には分かっていないものの、打ち上げられたロケットの分離リングと考えられている。
A metallic object weighing approximately 1,100 lbs and measuring about 8 feet in diameter crashed into Mukuku village, located in Makueni County, Kenya pic.twitter.com/JUU1PLjV2F
— Reuters (@Reuters) January 2, 2025
建物への被害はなく、ケガ人もなし
もっとも金属製の輪による、建物への被害はなく、ケガ人なども出ていない。またどのロケットから分離したものなのか、も分かっていない。
しかし住民などは、もし誰かの家に落ちていたらどうなっていたのか、と非常に心配しており、どの企業に責任があるのか、説明を求めているそうだ。
ケニア宇宙局によれば、このような物体は通常、地球の大気圏に再突入する際に燃え尽きるか、海などの人がいない領域に落ちるように設計されているという。
しかし最近は宇宙ゴミが、地上に落下するケースが増えており、2022年には「スペースX」社のドラゴンカプセルの一部が、オーストラリアの羊牧場に落下した。
また2024年には、金属片がフロリダ州の町、ネイプルズの民家に落下し、一部を破壊したことから、NASAが訴えられた。(了)
出典元:METRO:Mystery space debris falls on village sparking ‘end of the world’ fears(1/2)
Source: Switch News