2025
01.04

1月4日のバンコク、大気汚染ランキングで世界ワースト25位

国際ニュースまとめ

バンコクの大気汚染が悪化しており、PM2.5の影響で住民の間に不安が広がっています。2024年1月4日午前、国際大気質測定アプリ「IQAir」によると、バンコクの空気は「敏感な人々にとって不健康」と評価され、世界の主要都市の中で不健康な大気質ランキングの第25位にランクされました。同日午前8時には第28位でしたが、わずか2時間でさらに悪化しました。

PM2.5は直径2.5マイクロメートル以下の微細な粒子状物質で、吸い込むことで肺や心血管系に深刻な影響を与えることが知られています。バンコクでは、交通渋滞や産業活動、建設工事に加え、季節的な気象条件も汚染の一因となっています。この影響を受け、都内の空気はWHOの推奨基準値を大幅に超えており、特に呼吸器や心臓に疾患を持つ人々、高齢者、子供などの敏感なグループにとって健康リスクが高まっています。

バンコクでは多くの人々がマスクを着用してPM2.5の影響から身を守ろうとしており、屋外活動を制限する姿も見られます。政府は、公共交通機関の利用を促し、車両のアイドリングストップやゴミ焼却の禁止など、空気汚染を減らす行動への協力を求めています。また、自宅や周辺の清掃を徹底し、空気中の汚染物質を減らすよう呼びかけています。

都民には、バンコク都が提供する「AirBKK」アプリやウェブサイトでリアルタイムの大気質情報を確認することが推奨されています。異常な症状を感じた場合は、速やかに医療機関を受診することも求められています。バンコクの大気汚染問題は、都市部での生活の質や市民の健康に重大な影響を及ぼしており、さらなる対策が急務となっています。

 

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Source: タイランドハイパーリンクス