12.29
イスラエル軍がガザ北部の住民に対し退去命令、各地を空爆
イスラエル軍は毎時間、ガザ地区全域で発砲や爆撃を行っており、12月28日にも数多くのパレスチナ人が殺害された。
パレスチナ人の家族10人を殺害
イスラエル軍は28日早朝、ガザ地区北部の町、ベイト・ハヌーンの住宅を攻撃し、パレスチナ人の家族、10人が死亡したという。
またイスラエル軍は、ベイト・ハヌーンも含め、ガザ地区北部のパレスチナ人に対し、立ち去るよう再度警告を発した。
ガザ地区北部はイスラエル軍により80日以上も包囲されており、パレスチナ人は依然として閉じ込められ、家から出るのを拒否している。
なぜなら、移動するたびにイスラエルの検問所で逮捕されるか、実弾やクワッドコプターで殺されるからだ。
ガザ地区全域で激しい攻撃
イスラエル軍は以前も、ガザ地区北部の人々に対し退去命令を出し、「安全地帯」に指定した南部のアル・マワシ地区に移動するよう命じ、多くのパレスチナ人がそれに従った。
しかしイスラエル軍は、そのアル・マワシ地区にも度々激しい空爆を加え、28日にもテントを攻撃し、2人のパレスチナ人を殺害した。
またガザ地区の民間防衛隊によれば、28日にはイスラエル軍が南部のハン・ユニスで避難民のいるテントを攻撃し、その後1人の遺体が回収され、3人が負傷したという。
さらにガザ地区中部にあるマガジ難民キャンプでも、イスラエル軍の攻撃により、少なくとも9人が死亡。ガザ市西部のナスル地区でも、2人が死亡し、1人が負傷した。
ガザ地区北部のベイト・ラヒヤでも、イスラエル軍の攻撃により10人が死亡。北部の2つの地区でも2人が死亡し、数人が負傷したという。(了)
出典元:Aljazeera:LIVE: Kamal Adwan detainees beaten, humiliated by Israeli army after raid(12/28)
Source: Switch News