2024
12.15
12.15
【再掲】「10月7日」以後の中東(5)ネタニヤフ首相の「バイデン落選運動」と米・イスラエル関係
10月7日以降のガザ紛争の展開によって、パレスチナ問題が「イスラエル問題」に転化した、と昨日掲載のこの欄に記した。
それと同時に、イスラエルの内政・外交があまりにも米国の内政・外交と直結しているため、ガザ紛争の帰趨に影響を及ぼす要因が、結局のところ「米・イスラエル関係」に集約されてしまうという側面がある。米国の中東での影響力の大きさ、あるいは中東一般というよりは、イスラエルとの政治的関係の深さと、しばしばなりふり構わない肩入れにより、中東問題が「米国問題」あ…
Source: Foresight