12.07
ミャンマー、タイの漁師と押収された漁船を解放
ミャンマーが、タイの漁船「ソー・チャロンチャイ8」とその乗組員31人を解放。この中にはタイ人4人が含まれており、彼らは2024年12月6日にタイ南部のラノーン県に戻ったようです。タイメディアThai PBSが伝えています。
解放された乗組員たちはミャンマーでの入国管理手続きを完了しており、第3海軍管区司令部はFacebookで「全員が無事である」と報告しました。同投稿には、解放された乗組員たちが漁船に乗り込む様子が写された写真も掲載されています。
この事件は11月30日、ミャンマーの巡視船がタイの漁船団を攻撃したことに端を発しています。この攻撃でタイ人1人が死亡するという痛ましい事態となりました。
タイ外務省の報道官によると、今回の解放は外務省がミャンマー大使を召喚して説明を求めるなど、両国間での緊張した交渉の結果だと述べています。また、外務省の領事部職員がラノーン県で乗組員を迎える準備を進めているとのことです。
タイ国防省と海軍は、ミャンマーが過剰な武力を行使したと非難しています。当局は、「仮にミャンマーがタイの漁船が自国の海域で操業していると判断した場合、警告射撃を行うべきであり、直接攻撃はルール違反である」と主張しました。
一方、攻撃を免れた他の漁船の調査では、船長室に複数の弾痕が確認されており、警告射撃が行われなかったことが明らかになっています。この件について、今後も調査が進められる見通しです。
■Myanmar releases Thai fishermen and seized fishing boat
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Source: タイランドハイパーリンクス