2024
12.05

タイの忠犬ジュードー、飼い主に寄り添いその後を追うように息絶える

国際ニュースまとめ

タイ北部カンペーンペット県で、75歳の女性が亡くなった葬儀の最中、愛犬「ジュードー」が飼い主の死を悼むようにその場に寄り添い、まるで後を追うかのように亡くなるという出来事が起きました。この悲劇は、葬儀に参列した人々の心を深く打ち、大きな話題を呼んでいます。

2024年12月4日、カンペーンペット県ムアン郡の一軒家で、ナティワンさん(46歳)の母親であるソムフォーイさん(75歳)の葬儀が執り行われました。ソムフォーイさんは持病により3日前に亡くなり、その晩には僧侶による読経が行われていました。

その葬儀の最中、飼い主であったソムフォーイさんに長年寄り添ってきたジュードーが家の入り口に静かに横たわり、飼い主の死を見守るように佇んでいました。その後、ジュードーは家の入り口で静かに息を引き取りました。その時ジュードーは、涙を流していたといいます。

なお、その場所は、飼い主ソムフォーイさんの棺が安置されていた場所でもありました。ジュードーは幼い頃からソムフォーイさんに育てられ、家族同然の存在として過ごしてきました。ジュードーがその最期の瞬間まで飼い主に寄り添う姿は、参列した人々に深い感銘を与えたのだとか。

ジュードーの死後、遺体は裏庭に埋葬されることになりました。埋葬作業中、家に飼われているもう一匹の犬であるショックがジュードーを乗せた台車を追いかけ、死体が埋められた場所を何度も嗅ぎ回るなど、ジュードーを惜しむような行動を見せていました。ショックの悲しげな表情に、作業員や参列者たちは胸を締めつけられる思いだったといいます。

ナティワンさんは、母ソムフォーイさんとジュードーの特別な絆についてこう語ります。

「母は幼い頃からジュードーを大切に育ててきました。母が体調を崩すと、ジュードーも食事を取らなくなり、まるで母の状態を反映しているかのようでした。母が亡くなった翌日、ジュードーが亡くなる姿を見て、二人の深い絆を強く感じました。母がジュードーを天国に連れて行ったのか、それともジュードー自身が母の後を追ったのか、私にも分かりませんが、この出来事は私たち家族にとって永遠に忘れられないものとなるでしょう。」

 

■สุดเศร้า เจ้าจูโด้ สุนัขแสนรู้ นอนน้ำตาไหล ตรอมใจตายตามเจ้าของ ขณะพระสวดศพ

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