2024
12.05
12.05
8年間もメスと思われてきたペンギン、実はオスだったと判明
イギリスの動物園で飼育されていたペンギンが、長い間、性別を間違えられてきたことが明らかになった。
羽でDNAを検査したところ判明
そのペンギンとは、イングランドのグロスターシャーにある動物園「Birdland Park and Gardens」で飼育されている「Maggie」だ。
10歳になるキングペンギンの「Maggie」は、これまでずっとメスだと考えられてきたが、先日同じキングペンギンの「フランク」に対して、気があるような動きを見せて近寄ったという。
実はペンギンの場合、オスが積極的に動くことが多いため、飼育員は驚き、疑いを持ったそうだ。そして「Maggie」の羽を1本抜き、それをDNAの検査に回したところ、オスだったと判明した。
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2016年にデンマークから運ばれる
「Maggie」は2016年に、欧州動物園水族館協会の生息域外プログラム(EAZA EEP」の一環として、デンマークからイギリスに運ばれてきたという。
つまり少なくとも8年もの間、「Maggie」はずっとメスと考えられてきたそうだ。
現在、飼育員は「Maggie」の名前を変更し、「マグナス(Magnus)」と呼んでいるという。
「Birdland Park and Gardens」ではイギリスで唯一、皇帝ペンギンに次いで大きいキングペンギンを飼育しているそうだ。(了)
出典元:BBC:Misgendered penguin given new name after eight years(12/2)
出典元:METRO:‘Female’ penguin renamed after being misgendered for eight years(12/2)
Source: Switch News