タイで暮らす人々にとって朗報が届きました。ピーランパン・サーリーラッタウィパーク副首相兼エネルギー大臣は、2024年1月から4月の電気料金を、現在の2023年9月から12月期間の平均単価4.18バーツ/ユニットから4.15バーツ/ユニットに引き下げることを発表しました。この措置は、国民生活の負担軽減と、新年の贈り物として提供されるものです。

生活費負担軽減の一手、新年の贈り物として

ピーランパン大臣は、「今回の引き下げは、国民生活の支援を最優先に考えた結果です。電力規制委員会（ERC）をはじめとする関係機関と協力し、可能な限り料金を引き下げるよう努めてきました。政府とエネルギー省を代表して、この決定を新年の贈り物としてタイ国民にお届けできることを嬉しく思います」と述べ、関係機関への感謝の意も表明しました。

今回の引き下げは、燃料費調整料金（FT）と全体の電気料金を再検討した結果によるものです。電力規制委員会は2023年11月27日の会議において、この方針を正式に承認しました。料金の引き下げは2024年1月から4月にかけて適用される予定で、詳細についてはERCから正式に発表される見込みです。