11.26
イギリスの空軍基地上空で、正体不明のドローンを複数目撃
先日、イギリスにある3つの空軍基地上空で、正体がわからないドローンが複数目撃された。
イングランド東部の3つの基地で目撃
そのドローンは11月20日から22日にかけて、イングランド東部・サフォークにある「RAFレイクンヒース」基地と「RAFミルデンホール」基地、および隣接するノーフォークの「RAFフェルトウェル」基地の上空で目撃されたという。
この目撃情報については、基地を使用しているアメリカ空軍が報告しており、広報担当者は「小型無人航空システム(UAS)が、3つの空軍基地の周辺および上空で目撃されたことが確認できる」と述べている。
またアメリカ空軍の広報担当者は、「現時点で、ドローンが敵対的とみなされたかどうかは不明だ」と述べたそうだ。
ドローンのサイズや構成もさまざま
アメリカ空軍は、正体不明のドローンに対して、防衛手段がとられたかどうか、についても明らかにしていない。ただし、次のように伝えている。
「UASの数は変動しており、サイズや構成もさまざまだった。無人機は常に監視されており、基地のリーダーは、この侵入が基地の住民や重要なインフラに影響を与えなかったと判断した。作戦上の安全を守るため、具体的な部隊保護措置については話さないが、基地を保護する権利は保持している」
その上で、引き続き空域を監視し、基地の人員、施設、資産の安全を確保するために、イギリス政府やパートナーと協力していくと述べた。
「RAFミルデンホール」基地は、主にアメリカ空軍第100空中給油航空団の本拠地であり、「RAFレイクンヒース」基地にもアメリカ空軍の「F-35A」と「F-15E」戦闘機が配備されているという。
また「RAFフェルトウェル」基地は主に兵站業務を担当し、軍人のための住宅を提供しているそうだ。
イギリス国防省の広報担当者は、「我々は脅威を深刻に受け止め、防衛施設で強固な対策を維持している」と述べるにとどまった。(了)
出典元:BBC:Mystery drones seen over three US air bases in UK(11/23)
Source: Switch News