11.26
「DHL」の貨物機がリトアニアで墜落、爆発し炎上【動画】
ドイツの国際輸送会社「DHL」の貨物機が、リトアニアで墜落し、乗員1人が死亡した。
リトアニアの首都郊外に墜落
その事故が起きたのは11月25日の早朝、場所はリトアニアの首都・ヴィリニュス郊外の町、Liepkalnisとされている。
「DHL」の貨物輸送機「ボーイング737-476」は、ドイツのライプツィヒを離陸し、リトアニアのヴィリニュス空港に着陸する予定だったという。
しかし午前5時28分頃、「ボーイング737-476」は、Liepkalnisの町に墜落。その後、爆発・炎上した。
Terrifying new video shows German Boeing 737 DHL jet nose diving before crashing in a huge fireball as investigators refuse to rule out Russian terror plot pic.twitter.com/wefhNMBIs2
— GLOBALIST TYRANNY #RESIST #RISEUP (@BagZmore) November 25, 2024
緊急事態の兆候はなし
この事故で、貨物機に乗っていた4人の乗員のうち、1人のパイロットが死亡。またもう1人も危篤状態で、地元の病院へ搬送された。残りの2人も負傷しているが、命に別状はないようだ。
動画で見ると、貨物機は機首から地面に墜落したとみられるが、現場ではコックピットが機体から切り離されていたとみられている。
まだ墜落の原因は分かっていない。ただ墜落前にパイロットと地上管制官との交信記録を聞いた、リトアニアの航空専門家であるVidas Kaupelis氏によれば、緊急事態の兆候がなかったことは明らかだったという。
実際、パイロットと管制官は、約5分間の会話の中で、簡単な空港への進入手順を確認しており、火災や技術的問題なども報告されていなかったそうだ。
そのためKaupelis氏は「パイロットにとっても、墜落は驚きだったのではないか」と推測しており、生存者がいたことは「まさに奇跡だった」と語っている。
リトアニア国家安全保障局のDarius Jauniskis長官は、「テロの可能性を否定することはできない。そのようなことは起こり得ると警告しており、ロシアはますます攻撃的になっているが、まだ犯人を特定したり、責任を問うたりはできない」と述べた。
またアメリカの国家運輸安全委員会も11月25日、リトアニア当局が主導する調査を支援するため、アメリカの捜査官チームをリトアニアに派遣すると発表している。(了)
出典元:ABC News:DHL cargo plane crashes in Lithuania, killing 1, local officials say(11/26)
出典元:MailOnline:Terrifying new video shows German Boeing 737 DHL jet nose diving before crashing in a huge fireball as investigators refuse to rule out Russian terror plot(11/25)
Source: Switch News