09.24
【韓国】給料以外みんな上がる…卵と即席めんに続き牛乳も5.4%値上げ
ソウル牛乳協同組合は23日、牛乳製品価格を来月1日から平均で5.4%引き上げると明らかにした。
1リットルの牛乳価格は大型マート基準で約2500ウォン(約231円)から2700ウォンほどに上がる。
今回の価格引き上げは先月の原乳価格上昇にともなったものだ。酪農振興会は8月1日から生産された原乳価格を1リットル当たり21ウォン引き上げ947ウォンと策定した。
ソウル牛乳は「今回の牛乳価格値上げは2018年から3年ぶり。これまで累積してきた副資材価格、物流費用、生産費用増加などでやむをえないもの」と説明した。
続けて「先月の原乳価格上昇で経営圧迫が大きくなった。厳しい経済環境を考慮し値上げ幅を最小化するよう努力した」とした。
牛乳業界1位のソウル牛乳が値上げを決め、南陽乳業と毎日乳業など他の牛乳会社も近く値上げに出る見通しだ。ただこれら企業の具体的な値上げの有無と時期は決まっていない。
また、牛乳を原料とするパンと菓子、コーヒー、アイスクリームなど他の食品の価格も相次いで引き上げられると予想される。
これに先立ち即席めんや卵など庶民が主に消費する食品価格が相次いで引き上げられ、食品物価に非常灯が灯った状況で牛乳価格まで上がり庶民の負担はさらに大きくなる見通しだ。
即席めんは農心、オトゥギ、三養食品、八道の大手4社がいずれでも最近になり原材料価格の上昇などにより値上げを決めほとんどの価格が上がった。
農心は先月16日から主要商品の出庫価格を平均6.8%引き上げた。4年8カ月ぶりの値上げだ。これにより主力商品である「辛ラーメン」の価格は7.6%上昇し、「安城湯麺」は6.1%、「ユッケジャンカップラーメン」は4.4%上がった。
オトゥギも今月から主力商品である「ジンラーメン」の価格を12.6%上げ、三養食品は平均6.9%、八道は7.8%の値上げを実施した。
マートで消費者に30個1万ウォン販売されるほど上昇した卵価格は多少安定傾向を取り戻しているが依然として前年より価格が大きく上がった状況だ。
韓国農水産食品流通公社によると、卵30個の小売価格は7月に一時7563ウォンまで上昇した。今月17日基準ではこれよりやや安い6497ウォンで取引中だ。1年前には5748ウォンだった。
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2021.09.23 17:59
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Source:脱亜論
【韓国】給料以外みんな上がる…卵と即席めんに続き牛乳も5.4%値上げ