10.22
フライト中に撮影された紫金山・アトラス彗星⇒奇跡の1枚に7万を超える「いいね」
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10月半ばから地球に大接近している紫金山・アトラス彗星。日本でも、10月13日頃から観測されており、SNSではその光景を収めた写真が続々と投稿されています。
なかでも、飛行機内で撮影したという紫金山・アトラス彗星の写真が「素晴らしすぎる」と話題を呼んでいます。
投稿者の隼人介さん(@HayatonosukeTJ)に撮影時の話を聞きました。
「もともと予定していたフランクフルト出張のため、搭乗した飛行機内から撮影しました。毎年この季節に乗っていますが、北極圏で現れるオーロラを撮りたくて、毎回左側(北極では北向き)の窓側席を予約していました」
続けて、「紫金山・アトラス彗星も、ちょうど日没後の西の空に見えるとのことだったので、おそらく機上からも撮影できるのではと思い、明るいレンズと写り込み防止のフードなどを準備して搭乗しました」と、万全の準備で搭乗していたことを明かしました。
日没後、彗星が現れるであろう方角を注意しながら、さらに暗くなるのを待っていた隼人介さんは、ついに紫金山・アトラス彗星の姿を捉えます。
その時の心境について、「見えるはずだと思いつつも確証はありませんでしたので、見えた時は『してやったり』と内心雀躍(じゃくやく)する心持ちでした。あとは上手く撮影できるかどうかですが、試しに何枚かシャッターを切ると期待通り撮れたので、あとはひたすら手ブレを気にしつつ、シャッターを切り続けました」と話します。
この奇跡的な1枚に7万もの「いいね」が寄せられたほか、「紫金山・アトラス彗星の写真の中でいちばん好きです とても美しい」「これだけで写真印刷して飾りたいぐらい!凄まじいの撮れましたね…」といったコメントのほか、「待ち受けにさせてもらいます」という申し出も多数寄せられていました。
こうした反響について、隼人介さんは「ある程度の反響は予想していましたが、7万を超えるいいねと200万を超えるインプレは予想外でしたので驚いています。紫金山・アトラス彗星の話題性と、機上からの撮影例が少ないことが反響の理由だろうと思っています」と話しました。
Source: HuffPost