10.12
タイ国際航空、地元企業と連携し機内サービスを強化~タイ文化を世界へ発信
2024年10月 タイ国際航空は、地元企業との提携を強化し、機内サービスの向上を図っています。航空会社は、ドゥシタニなどのホスピタリティブランドと連携し、機内で本格的なタイ料理を提供するほか、タイシルクの名門ブランドであるジム・トンプソンと協力し、タイ文化にインスパイアされたアメニティキットを導入しました。これにより、タイのソフトパワーを世界に広め、乗客に独自の体験を提供することを目指しています。
具体的には、ドゥシタニとのコラボレーションにより、機内ではガパオ炒めやマッサマンカレー、カオソーイなど、本格的なタイのストリートフードが提供されます。また、人気カフェであるアフターユーと提携し、タイティーバターブレッドやタローカスタードブレッドなどのデザートも楽しめます。
さらに、ビジネスおよびファーストクラスの乗客には、高級化粧品ブランド「ラ・メール」のコスメセットや、イタリアから調達されたキャビアやワインも提供され、上質な旅を演出しています。
タイ国際航空のチャイ・エアムシリCEOは、「タイのアイデンティティを世界に広めるとともに、乗客に忘れられない体験を提供することが、我々の目標です」と語り、この取り組みが新たなビジネスチャンスを生み、航空会社の持続的な成長につながると期待しています。
タイ国際航空は、2023年に1,380万人の乗客を迎え、前年の900万人から大きく増加しました。収益も1,654億9,000万バーツに達し、前年の1,052億1,000万バーツから大幅な伸びを見せています。現在、同社は資本再編を進めており、2025年6月までに中央破産裁判所に申請し、再建計画を終了してタイ証券取引所での株式取引を再開する予定です。
この戦略により、タイ国際航空は世界市場でのシェアを2029年までに27%に引き上げることを目指しています。
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Source: タイランドハイパーリンクス