10.03
タイへの外国投資が8か月で30億ドルに到達~日本は最大の投資国
タイ商務省事業開発局は、2024年の最初の8か月間(1月~8月)における外国からの投資総額が1,000億6,200万バーツ(約30億ドル)に達したと発表しました。このうち、日本が136社の企業を通じて5,317億6,000万バーツ(約16億ドル)を投資し、引き続き最大の投資国となっています。
主要な投資国とその内訳
日本の投資は、自動車関連のエンジニアリングサービスや契約製造(エアバッグ部品や車両部品の製造など)に集中しており、全体の25%を占めています。次いで、シンガポールが82社で843億8,000万バーツ、アメリカが76社で358億9,000万バーツを投資しています。
中国(68社、835億バーツ)や香港(40社、1,233億バーツ)も主要な投資国として続いており、それぞれ国際貿易サービスや電子部品の製造、コンサルティングサービスなどに投資しています。
外国投資の増加と雇用の減少
2023年同時期と比較すると、外国企業の数は23%増加し、投資額は52%増加しましたが、雇用創出は1,979人減少し、44%の減少となっています。これは、外国企業が以前よりも少人数での効率的な運営を目指していることを示唆しています。
東部経済回廊(EEC)への投資も好調
また、タイ東部の経済特区である東部経済回廊(EEC)への投資も活発で、2024年の最初の8か月間で163社が進出し、前年同期比で90%の増加を記録しました。この地域への投資額は3,257億3,000万バーツに達し、総外国投資の33%を占めています。EECへの主要投資国は日本、中国、香港で、自動車部品や電子部品の製造、ソフトウェア開発などが中心です。
タイへの外国投資は、特に技術移転や専門知識の共有において重要な役割を果たしており、今後も各国からの投資が増加すると見込まれています。
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Source: タイランドハイパーリンクス