09.29
就活生に人気のインターン企業ランキング。味の素やNTTを抑えた1位は、6年連続首位のあの小売業
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年々、早期化が進む学生の就職活動。就活生の中では、企業理解や本採用に直結する、企業が主催するインターンの人気が高まっています。
みん就は9月27日、運営する口コミ就職情報サイト上で、2026年卒の学生を対象に調査した「みん就 2026年卒 インターン人気企業ランキング」を発表しました。
総合ランキングは、学生が349の企業の中から、参加したいインターンのプログラムがある企業を選択し、 「プログラムが面白い」「業界研究ができる」「仕事理解ができる」「プログラムのレベルが高い」「成長できる」「スキルが身につく」「先輩に勧められた」から志望理由を回答したものを集計。
今年度の就活生は企業のインターン、そして就活に何を求めているのでしょうか。早速ランキングを見ていきましょう。
【画像】「みん就 2026年卒 インターン人気企業ランキング」トップ50はこれだ
総合ランキング10位〜1位
10位 富士通(電機)
9位 ロッテ(食品)
8位 講談社(メディア)
7位 伊藤忠商事(商社)
6位 ソニーグループ(電機)
5位 ヤマハ(機械)
4位 資生堂(消費財)
3位 NTTデータグループ(IT)
2位 味の素(食品)
1位 ニトリ(小売)
ニトリが6年連続で1位に
ランキング1位に選ばれたのはニトリのインターン。なんと6年連続で1位を獲得しています。
みん就はニトリのインターンの人気の理由として、合計5つのコースから自分に合ったものを選べる自由さや、インターンシップへの参加のしやすさを挙げています。また大学1・2年生向けのインターンでは、選考を通過した学生には、その後3年間最終面接を受ける機会が与えられるというユニークな施策もあり、学生から注目を浴びている要因の一つだと述べています。
インターンも選考プロセス?
同じくみん就が2026年卒業予定の学生を対象に実施したアンケートの結果からは、「採用直結型」インターンの需要が年々高まっていることが明らかになりました。
インターンシップを、企業理解だけでなく、選考プロセスの一環として認識している学生が増えており、企業側もインターンをより重視する傾向にあるためだといいます。
人気が上昇した業界は?
ランキング全体の傾向を見ると、本田技研工業(昨年90位→32位)をはじめ、日産自動車(昨年113位→71位)やマツダ(昨年92位→55位)など自動車メーカーの順位が大幅に上昇しています。この変化は、円安の影響により、自動車の売り上げが上昇し、報道を目にした学生の中でのイメージが向上したことが原因だとみん就は推測しています。
またIT企業も全体的にランクアップしている傾向が見られました。、NTT データグループ(昨年3位→3位)、伊藤忠テクノソリューションズ(昨年136位→63 位)、SCSK(昨年167位→94 位)などの企業が順位を上げ、みん就はDX事業の社会的関心が高まっていることが背景にあるのではと見解を述べています。
Source: HuffPost