2021
09.21

焦点:ナイロビのスラム、「自販機」がもたらす安全で低コストの水

国際ニュースまとめ

ナイロビ有数のスラムの1つであるムクル・スラムの住民60万人以上は、長年にわたり水へのアクセスという課題に悩まされてきた。写真は昨年3月、ナイロビ最大のスラムであるキベラで、非営利団体「シャイニング・ホープ・フォー・コミュニティーズ(SHOFCO)」が設置した給水所で撮影(2021年 ロイター/Baz Ratner)
[ナイロビ 14日 トムソン・ロイター財団] – ジョセフィン・ムトニさん(62)がナイロビ市内のムクルと呼ばれるスラムで暮らすようになって30年。その間、きれいな水が安定して供給されることはなかった。 水を得るには、スラムの周囲に点在する水商人から買う以外に方法はなかった。だが彼らが法外な値段で販売する水は、政府が設けた給水所で仕入れるか公営水道から直接盗んできたもので、汚れていることも多かった

Source:大紀元日本
焦点:ナイロビのスラム、「自販機」がもたらす安全で低コストの水