2024
07.28

タイ東北部ウドンタニ県「プー・プラ・バート歴史公園」ユネスコ世界文化遺産に登録

国際ニュースまとめ

ユネスコ世界遺産委員会は、2024年7月21日から31日までインドのニューデリーで開催されている第46回会合で、タイ東北部(イサーン)ウドンタニ県にあるプー・プラ・バート歴史公園(Phu Phra Bat Historical Park อุทยานประวัติศาสตร์ภูพระบาท)を世界遺産に登録することに合意しました。

タイの世界遺産としては、アユタヤとスコータイの歴史都市とその衛星都市、ウドンタニ県のバーンチエン遺跡、ペッチャブン県のシーテープ歴史公園に次いで5件目となります。

タイ文化省スダワンワンスパキコソル大臣は、タイ国民が喜びを表現し、この快挙を祝うよう促し、タイ国民と外国人観光客がこの特別な機会を祝うことができるよう、美術局は8月12日までプー・プラ・バート歴史公園への入場料を免除すると付け加えました。

世界遺産
ウドーンターニーの西部に位置する広大な歴史公園。プーは「山」、プラバートは「聖足跡」を意味しており、9~11世紀には、仏教の祭事場として使われていました。公園内では、浸食作用によって自然にできたキノコ型の奇岩や、岩肌に赤い塗料で描かれた人物や牛などの壁画を見ることができ、釣りや狩りの様子など先史時代の人々の営みを窺い知ることできます。また、付近を治めていた王がウサという美しい姫を隠し育てた伝承に基づく奇岩もあり、珍しい歴史的な産物は見ごたえは十分です。

タイ国政府観光庁は、プー・プラ・バート歴史公園について以下のように紹介しています。

ウドーンターニーの西部に位置する広大な歴史公園。プーは「山」、プラバートは「聖足跡」を意味しており、9~11世紀には、仏教の祭事場として使われていました。公園内では、浸食作用によって自然にできたキノコ型の奇岩や、岩肌に赤い塗料で描かれた人物や牛などの壁画を見ることができ、釣りや狩りの様子など先史時代の人々の営みを窺い知ることできます。また、付近を治めていた王がウサという美しい姫を隠し育てた伝承に基づく奇岩もあり、珍しい歴史的な産物は見ごたえは十分です。

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この遺跡の特徴は、数千年にわたるいくつかの文明や文化の痕跡が残されていることです。丘には、先史時代の人、ドヴァーラヴァティー時代、クメール人の痕跡が残っています。公園には68の歴史的建造物があり、そのほとんどが先史時代または古代の仏教寺院です。

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Source: タイランドハイパーリンクス