2024
07.09
07.09
イスラエル絶対擁護というドイツの「国是」(前編)|90年代に起きた意識の転換
ジャーナリストで作家のシャルロッテ・ヴィーデマン氏は、ドイツ国内ではイスラエルをめぐって自由な発言が難しい風潮があると指摘する(筆者撮影)
2024年5月下旬、ドイツの首都ベルリンの一角で、現地のユダヤ団体がパレスチナに連帯を示す行事を開催した。主催したのは、リベラル系のユダヤ団体「Jüdische Stimme(ユダヤの声)」だ。会場では、パレスチナ解放闘争のシンボルでもある白黒網目模様のクーフィーヤを巻いたユダヤ系の市民や現地のドイツ人が参加し、…
Source: Foresight