銀行にガソリンを撒いて火をつけたタイ人女を逮捕、放火の理由は不明

2024
06.28

防犯カメラの映像より

タイ北部ナコンシータマラート県チャワーン郡にある農業・農業協同組合銀行（BAAC）チャンディー支店、2024年6月26日午前10時半頃に火災が発生。防犯カメラには、50歳くらいの女が液体を撒いて火をつけて逃走する姿が映っていました。

タイ警察チャーワン署は6月27日、48歳のタイ人の女を放火の容疑者として逮捕しました。

容疑者の親族は、容疑者が数年前から精神疾患を患って、家でも度々暴れると主張しており、この事実は地元住民にも知られているとのこと。容疑者が火を放った銀行と問題を抱えていたとか、顧客だったという証拠はなく、放火に至った理由は明らかになっていません。

また、容疑者が近くのガソリンスタンドで250バーツ分のガソリンを購入し、それを放火に使ったのを見たとの報告もあるとのこと。警察はさらなる捜査を行い、さらに容疑者の精神疾患に関する家族の主張も確認する予定です。

なお、放火された銀行では、窓4枚と防犯カメラ1台が破損し、被害額は約10万バーツとなりました。