2024
06.21
06.21
「戦争」と「復興」が同居する日常の重力――キーウ、イルピン、ボロジャンカ、アンドリーウカ
アンドリイウカのアナトリー(右)。筆者の名前を覚えていた (筆者撮影、以下すべて)
ウクライナ讃歌
1936~37年、人民戦線の義勇兵としてスペイン内戦に参加した英作家ジョージ・オーウェルは、その体験をまとめた『カタロニア讃歌』で、戦争を生きる庶民への深い共感を綴った。ルポルタージュの名作として知られる。
本連載は、オーウェルの筆と勇気に遠く及ばない。にもかかわらずその書名を借りて『ウクライナ讃歌』と名付けたのは、市井の人々に…
Source: Foresight