2024
05.08
05.08
円安「再帰性」のギャップを叩いた為替介入、成功後も続く市場との神経戦
米長期金利の先高ムードは根強く、円は介入後も下落圧力に晒されている[記者団の取材に応じる日銀の植田和男総裁(中央)=2024年5月7日午後、首相官邸](C)時事
為替市場には荒ぶる神々が棲まう。火砕流のような円売りの奔流が巻き起こり、ドル・円相場が大荒れとなっている。日本の財務省は大量の円買い・ドル売り介入で円安の加速をひとまず食い止めた。攻防戦を左右するのは何なのだろうか。
日本が祝日の4月29日の午後1時すぎ、アジア市場の外国為替市場で、政府・日銀…
Source: Foresight