2024
03.23

黒い噂が絶えないラオスの中国経済特区を行く

国際ニュースまとめ

ゴールデントライアングル特区のシンボル「木棉之星酒店」(筆者撮影)

 今年2月、タイ、ラオス、ミャンマーの3カ国がメコン川とその支流を隔てて向かい合う「ゴールデントライアングル(黄金の三角地帯)」を訪れた。タイ側からラオス方向を眺めると、周辺ののどかな風景には似つかわしくない派手な高層ホテルを中心に新しいビルが林立している。実はラオス側は中国資本が開発する経済特区になっているのだ。「経済特区」とは聞こえがよいが、さまざまな黒い噂も絶えない。筆者はこのほど、タイ側…

Source: Foresight