F-35飛行隊、タイでの「コープタイガー2024」演習に参加

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アラスカから派遣された最初のF-35戦闘機4機が、ナコンラチャシマ県のタイ空軍 (Royal Thai Air Force：RTAF) の第1航空団に到着しました。これは、近日開催予定の「コープタイガー2024（Cope Tiger 2024）」演習の準備開始の合図となります。タイ空軍は、この多国間演習に向けて8機の航空機で編成される飛行隊を完成させるため、さらに4機のF-35の到着を見込んでいます。

「コープタイガー」は、タイ、シンガポール、米国の空軍による共同演習であり、地域の連携を強化し、軍の即応性を高めることを目的としています。

1983年にフィリピンで始まった「コープタイガー」演習は、「Air ThaiSing」や「Cope Thunder」と呼ばれる二国間協定など、様々な変遷を経てきました。フィリピンでの自然災害や政治的な問題により、1995年にタイに移転され、それ以降「コープタイガー」として知られています。

3月18日から29日に開催される2024年の演習では、ナコンラチャシマ、ロッブリー、ウドンタニの各飛行場での実地訓練が行われます。「コープタイガー2024」では、3月21日にナコンラチャシマのバーンクロークドゥアンハー校 、3月26日にロッブリーのチャイバダン航空兵器訓練場で予定されているイベントなど、市民交流や文化交流も行われます。

 

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Source: タイランドハイパーリンクス