タイ国際航空、ボーイング787ドリームライナー45機を取得へ、オプション80機追加

2024
02.21

©ボーイング社

タイ国際航空は、ボーイング787ドリームライナー45機とオプションでさらに80機を購入する契約を締結しました。この契約には、タイ国際航空に新しい777Xへの道筋を提供する条項も含まれています。

ボーイング787ドリームライナーにはGEエアロスペース社のGEnxエンジンが搭載され、2027年から10年間にわたって納入される予定です。

この契約は、シンガポール・エアショーの初日にタイ国際航空のチャイ・エアムシリCEOによって発表されました。この発注により、タイ国際航空は開発中の777Xに機種を変更する可能性も与えられるとチャイCEOは述べています。

これらのドリームライナーと777Xをシームレスに相互運用できることにより、路線、運航能力、および運航効率の最適化にあたりタイ国際航空は戦略的優位を得られるとチャイ・エアムシリCEOは主張しました。

GEnxエンジンははるかにクリーンであり、2050年までに二酸化炭素排出量ゼロを達成するというタイ国際航空の目標達成に貢献します。さらに、今回の機体取得は乗客に最高の利益をもたらし、タイ経済を牽引していくとチャイ・エアムシリCEOは付け加えました。