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東京ほか首都圏で借りて住みたい街、人気のエリアは? 交通&利便性の高い郊外が今アツい【賃貸・ランキング】
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新年度が近づき、新しい賃貸物件を探している人も多いのではないでしょうか。首都圏で、一番人気のエリアはどこなのか、気になるところです。
不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」は、2023年における実際の問合せ数からユーザーの「本気」で住みたい街を算出した、「2024年 LIFULL HOME’S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版)」を1月31日に発表しました。
賃貸ユーザーに支持されている、魅力的な街はどこ?さっそくランキングを見ていきましょう。
借りて住みたい街、郊外エリアにニーズ集中
まずは10位から4位まで。
10位 蕨(埼玉県)
9位 町田(東京都)
8位 北千住(東京都)
7位 川崎(神奈川県)
6位 柏(千葉県)
5位 三鷹(東京都)
4位 大宮(埼玉県)
第3位には八王子駅がランクイン。
東京都西部に位置し、自然を身近に感じつつも、都心へのアクセスも良好なことで知られています。八王子駅には、JR中央線・JR横浜線・JR八高線が乗り入れており、JR中央線特快で新宿駅まで約40分、JR横浜線快速で横浜駅まで約1時間と、どちらも乗り換えなしでアクセスが可能。市内を運行するバスの本数も充実していることはもちろん、羽田空港・成田空港への高速バスの発着ターミナルでもあり、便利な交通手段に恵まれた街だと言えます。
第2位には葛西駅が初のTOP3入りを果たしました。
東京都江戸川区に所在し、千葉県浦安市と隣接する葛西は、都内にありながら比較的賃料水準が安価な「コスパ良好な街」。初めて都内に居住する“エントリー賃貸ユーザー”からのニーズが高く、またインバウンドの需要も非常に高いエリアだといいます。大型のホームセンターやスーパーが多いため、居住圏内でほとんどの用事が住んでしまうという利便性の高さも、人気の秘訣だそうです。
第1位は本厚木駅。
4年連続で首位を守りました。神奈川県央部の本厚木は、新宿から50分程度でアクセス可能で、ここ数年の開発によって駅周辺の繁華街が拡大し、生活利便性も更に向上しています。好立地でありながら、比較的安価な家賃相場が維持されていることが、高い支持に繋がったと言えます。さらに、小田急小田原線で「箱根」に移動でき、「厚木インターチェンジ」から関西方面・信越方面などに遠出できるなど、観光地へ足を運びやすい立地でもあります。
<上位にランクインしている準近郊・郊外エリアの駅の共通点>
① 都心方面に鉄道の乗り換えなしでダイレクトアクセスが可能、終電が夜遅くまである
② 駅勢圏(駅周辺の繁華性が高いエリア)が比較的広く、都心・近郊の街と大きく変わらない生活利便性
③ 郊外ならではの手頃な家賃相場
④ 落ち着いた居住環境・集権環境
急上昇ランキングは“都心回帰”がキーワード
LIFULL HOME’Sは、「借りて住みたい街」TOP100に入った駅のうち、前回から順位を大幅に上げた駅についてもランキングを発表。前回から47位順位を上げた武蔵小山は、目黒線で都心各地に20分程度でアクセスでき、大きな商店街も魅力的な街です。首都圏では若年層単身者の“都心回帰”が本格化しており、都心近くで比較的賃料水準が低めの駅が大きく順位を上げているようです。
Source: HuffPost