2024
02.02
02.02
「超高齢社会の被災者支援」という能登半島地震が突き付けた難題
能登半島の被災地では高齢化率が50%を超える地区も多い[避難所で要介護者(中央手前)を介助する医療関係者=1月31日午後、石川県輪島市](C)時事
能登半島地震が発生してから、1カ月が経過した。240人が亡くなり(2月1日現在)、大勢が避難生活を送っている。
「避難先の高齢者をどう支える」(1月29日読売新聞社説)のように、マスコミは連日、被災者支援のあり方を論じている。このような議論の前提にあるのは、「被災者支援は国の仕事」という考え方だ。
災…
Source: Foresight