01.23
【寒波の影響】大雪・吹雪による高速道路、鉄道、航空への影響予測。関東や北陸、東海など地域別一覧
今季一番の寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪や吹雪が予想されます。今回は東海や近畿などにも雪雲が流れ込む予想で、名古屋圏や関西でも影響の出るおそれがあります。
25日(木)にかけて広範囲で鉄道や高速道路、飛行機への影響が懸念されます。気象による影響予測をお伝えします。最新の情報を確認して、移動される際は時間に余裕をもってお出かけください。(1月23日更新)
<高速道路>名神や新名神高速道路に影響も
北海道や東北では、吹雪による視界不良が懸念されます。東北北部では25日(木)にかけて通行止めが続く可能性があります。北海道では局地的に雪が強まる予想もあり、吹雪だけではなく強い雪による視界不良にも警戒が必要です。北陸や岐阜県北部でも吹雪や雪の強まりによって、25日(木)にかけて通行止めとなる区間がありそうです。
東海から近畿、中国地方にかけては、名神高速道路や新名神高速道路、中国自動車道などでも、25日(木)午前中にかけて大雪によって通行止めとなる可能性があります。通行止めにならなくても、冬タイヤ規制が実施される見込みですので、利用予定のある方は最新情報を確認ください。山陰でも雪の強まりによって、23日(火)夜から一部が通行止めとなる可能性があります。
四国や九州でもすでに雪が降っていて今夜から明日の午前中をピークに広範囲で雪が積もる予想のため、通行止めなどの規制が実施されることが考えられます。
関東甲信でも山沿いや標高の高い区間では、雪による速度規制や冬用タイヤ規制となる可能性があります。この区間を通行する予定がある場合は、事前に冬用タイヤの準備をお願いします。
規制の有無や通行止めの情報などは、各高速道路会社から発表される情報を確認してください。
一般道でも同様の影響が懸念されます。大雪による通行止めや吹雪による視界不良、吹き溜まりの発生などにも注意が必要です。
<鉄道>一部で運転見合わせ可能性 新幹線も影響あり
北海道から九州までの広い範囲で、運転見合わせや遅延などの可能性があります。
【新幹線】
東海新幹線では、関ヶ原付近で大雪になる見込みで影響が拡大するおそれがあります。また、山陽新幹線では今夜以降、岡山県以西で雪の影響が出始め、25日(木)午前中にかけて全線に渡って遅延などが発生することが考えられます。
北日本や北陸に向かう新幹線でも25日(木)にかけて、雪の影響で遅延が発生する見込みです。九州を走る新幹線では雪のピークとなる今夜から明日午前中にかけて影響の出るおそれがあります。
【在来線】
北海道では朝からすでに一部の路線で影響が出ており、明日夜から25日(木)にかけて影響が拡大するおそれがあります。北陸や山陰を走る路線でも大雪の影響で広範囲で運転見合わせが発生する見込みです。特に北陸や山陰では25日(木)いっぱいまで影響が残る見込みです。
九州や四国では明日の午前中にかけて、そのほかでも日本海側や山沿いを走る路線を中心に大雪や吹雪により、遅延や一部運転見合わせなどの影響が考えられます。岐阜県内や京阪神エリアでも、ダイヤが乱れることが予想されます。
ご利用の際は各鉄道会社のホームページなどで最新の運行情報を確認するようにしてください。
<航空>北日本や北陸、山陰では欠航のおそれ
大雪や吹雪の影響で、飛行機の運航への影響も出る見通しです。
北海道では、今夜にかけては道東、24日(水)は道央、25日(木)はオホーツク海側を中心とする各地で、大雪や吹雪の影響を受けて欠航となる便が出てもおかしくありません。
東北や北陸、山陰でも今夜から明日にかけて大幅な遅延や欠航となる便がある見込みです。そのほか、東海や近畿の空港では強風の影響が長引く可能性があります。四国や九州を離発着する便についても、明日の午前中にかけて遅延や条件付き運航となる可能性があります。
最新の運航情報などは、各航空会社から発表される情報を確認してください。
【関連記事】
・気象庁3か月予報 冬の間は気温高め 春の訪れは西ほど早い
・石川県能登地方でM2.9の地震 志賀町で震度3 津波の心配なし
・今季一番の寒気は今夜から明日がピーク 西日本から北陸は大雪警戒
・香川 高松で初雪を観測 平年よりも1か月遅い冬の便り
・西日本は極寒の一日 関東や北日本は気温が高め
Source: HuffPost