12.25
長崎の菓秀苑森長、タイ北部チェンマイでカステラの現地生産開始
長崎県の菓秀苑森長がブランドとレシピをタイの企業に提供。タイ北部チェンマイでカステラの現地生産を開始しました。
株式会社菓秀苑森長(本社:長崎県諫早市、代表取締役:森淳、以下、森長)および株式会社わかたむ(本社:長崎県諫早市、代表取締役:若杉和哉、以下、わかたむ)は、2023年12月25日(月)からタイ、チェンマイに本社を置くプンノイベーカリー(以下、プンノイ)と共同で,タイ現地でのカステラの生産を開始します。
森長およびわかたむは2013年の海外展開の調査から始まり2015年にカステラの輸出を開始、その後2019年に常温で240日の賞味期限を持つ「カステラざんまい長持ち」の発売以降、世界17地域まで輸出先を広げました。
その一方で、輸出をする前は現地の方にカステラを知ってもらい日本文化を広めていくという思いがありましたが、実際に輸出してみると現地で購入できるのは富裕層のみで現地の一般の方の口に入る価格での提供はできませんでした。
そのため輸出当初より、いつかは現地の一般の方に食べてもらえる価格での提供、いわゆる現地生産の実現を目指していたのです。
そのきっかけは2019年にやってきました 2019年9月にわかたむの代表若杉が理事を務めていた長崎ブレークスループラスに所属する大学生たちが、タイの企業と長崎の企業をマッチングさせるイベントをタイのチェンマイで開催。そこでタイの企業であるプンノイと長崎の企業である森長、わかたむとのマッチングの機会があったのです。
その後、わかたむがチェンマイに訪問し提携話を協議していたところコロナ禍でいったん中断しそうになりましたが、2022年年末に再度協議を開始。
現地での試作、および先方が来日し、森長工場での研修を経て、ようやく商品として出せる水準まで仕上げることができたのです。
今回の連携の形は森長がプンノイに対しブランド(ロゴ)とレシピを提供。わかたむがプンノイと契約し製造を委託。いわばOEMの形態での製品の提供となります。
2023年12月12日に実施したプレ販売ではプンノイの直営店で1日に180枚の売り上げを達成しました。
【商品仕様】
Morichoカステラ 1枚スライス
価格:40THB(日本円で約160円)
【販売個所/今後の展開】
当初はプンノイが本社を持つチェンマイの直営店舗での販売になりますが、今後はLAZADAおよびShopee等のECサイト、他の販売個所や首都のバンコクにも展開していく予定です。
<株式会社菓秀苑森長について URL: https://kashuen-moricho.co.jp/>
創業寛政5年(1793年)。長崎県諫早市で「おこし」や「長崎カステラ」そして「半熟生カステ ラ」などの和洋菓子を製造販売する、長崎の老舗菓子舗。代表取締役社長:森 淳(7代目)
「伝統は革新の連続」をテーマに昔ながらのお菓子を創りつづけるとともに、カステラ派生商品をはじめとした革新的な新商品開発を目指しています。
住所:長崎県諫早市幸町38-30 TEL: 0957-21-2121 FAX: 0957-21-2122
<海外担当:株式会社わかたむ HP: https://wakatam.com/>
菓秀苑森長の海外事業部として2014年よりのべ17地域にカステラを輸出、他翻訳業務、外国人人材の活用を目指しています。
※2018年度THAI FOOD FESTIVA in NAGASAKI総合プロデューサー
※2021年 経済産業省主催タイ経済セミナー弁士
<プンノイベーカリー(Phung Noi Bakery Co., Ltd.)>
本社チェンマイ(タイ)設立1984年 従業員数 700人
タイチェンマイに本社を持ち周辺県に46店舗を構える老舗ベーカリー
■LAZADA
https://www.lazada.co.th/shop/phungnoi-bakery
■Shopee
https://shopee.co.th/phungnoibakery/
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