12.04
ステラ マッカートニーの「ブドウの廃棄物」から作ったレザーバックが素敵すぎる…! 時代を超えた革新的な女性2人のコラボが胸熱
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今秋開催されたパリファッションウィークで、ステラ マッカートニーが「ブドウの廃棄物」から作ったレザーバックをお披露目したのをご存知ですか?
2024年春夏コレクションの中で登場したのは、ヴーヴ・クリコのシャンパンの製造過程で出るブドウの茎などの廃棄物から作った「グレープベースのレザー」ヴェジェア(VEGEA)のバック。
グレープレザーを使って生まれ変わった定番の「フレイム(Frayme)」3種の他にも、ヴーヴ・クリコ・イエローラベルを収納するボトルホルダーやElyseサンダルなども登場するようです。
ステラ マッカートニーは公式サイトで、VEGEAについて、「80%が植物性、再生可能、リサイクル可能な原材料でできている」と説明。化石燃料を使用する代替レザーと比較すると、「地球温暖化への影響を40%低減し、水の使用量を50%削減する」といいます。
また、協業したヴーヴ・クリコは公式サイトで、「使用されている新素材の材料は、完全なトレーサビリティを持って調達されています」などと説明しています。
時代を超えた女性イノベーターのコラボ
「ステラ マッカートニー」といえば、創業当時から一貫してサステナビリティを追求し、これまでにも数々の新素材による製品を発表してきました。創業者ステラ・マッカートニーさんはイノベーションリーダーとして、気候変動対策を話し合うCOPにも近年参加しています。
一方、1772年に会社を受け継ぎ、ヴーヴ・クリコの事業を拡大した「マダム・クリコ」は、女性起業家の先駆者として「ヴィンテージ・シャンパーニュ」や「ロゼ・シャンパーニュ」など、近代のシャンパーニュ製造の土台となるような数々の革新的な取り組みを行ってきました。
イノベーションを起こしてきた2人の女性の、時代を超えたコラボレーションとも言える本シリーズの予約受付は2023年12月11日から。
Source: HuffPost