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美輪明宏さんが「人と接するときに大切にしていること」。真っ直ぐな回答が心に刺さる「肩書きは一切目にしない」
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皆さんは人と接する時に、どんなことを大切にしていますか━。
音楽ストリーミングサービス「Spotify」で11月21日に配信されたポッドキャスト『美輪明宏の薔薇色の人生』に、リスナーから美輪さんにある質問が寄せられました。美輪さんの真っ直ぐな回答が心に刺さります。
「人と接する時、どんなことを大切にしていますか」
リスナーから寄せられた質問に、美輪さんは、人とのコミュニケーションで大事にしていることや、初対面の人との接し方などについて、自身の考えを話しました。
「言葉は気をつけた方がいい」
美輪さんはまず、「美しい言葉や綺麗な言葉をなるべく使うように心がけていますね」と回答。
「親しくても、馴れ合いが生じてベッタリくっついて言いたい放題言って、ありがとうとかお世話様とか、そういう(感謝の)言葉がなくなったら、家庭が乱れるし、教養のない嫌なやつっていうふうに言われるんですよね。言葉は気をつけた方がいいと思ってますし、自分はそうしております」
次に、初対面の人と接する時にも美輪さんが大事にしていることを語りました。
「私はまず容姿容貌、つまり顔がいいとか姿形がどうだとか、計算に入れないですね。肩書きも一切目にしません。年齢も私は度外視しますね。あとは男だとか女だとかね。そして国籍も目に入れない」
これらを伝えた上で、美輪さんは「見るべきもの」について「素の人間、裸の人間、それだけでいいと思う」と述べました。
美輪さんは「年齢、肩書き、容姿容貌、性別、国籍、一切関係なく、人を見るようにしています。そうすると、後で自分が色んなことがわかっても、後悔したり、自責の念にとらわれることはないんですよね」と語り、その人自身を見つめることの大切さを強調しました。
Source: HuffPost