10.06
「子供の森」計画よりタイの子供親善大使が訪日、森づくりの活動報告・交流会を実施
東急ホテルズ&リゾーツ株式会社によると、「子供の森」計画で森づくりの活動が進むタイより子供親善大使が訪日し、2023年9月27日に活動報告・交流会が開催されました。
東急ホテルズ&リゾーツ株式会社は、運営するホテルで顧客が宿泊時に歯ブラシやカミソリなどのアメニティを使用しなかった場合、備え付けの「グリーンコイン」をフロントに持っていき、環境保全活動の基金とする「グリーンコイン」制度を2001年より実施しています。
また、連泊する顧客がシーツやタオルなどのリネン類の交換をしないことに理解・協力をした場合、リネン費の一部を基金とする「グリーンカード」制度、更には部屋の清掃、リネン類の交換を3日ごととし、清掃に使われる資源の削減を目指す「Earth Friendly Hotel」制度では、清掃、リネン費の一部を同様の基金としています。
これらの基金はすべて公益財団法人オイスカ(東京都杉並区、理事長 中野 悦子、以下「オイスカ」)を通じて「子供の森」計画および山梨県丹波山村「森づくり活動」へ寄付しています(※)。
東急ホテルズ&リゾーツ株式会社における子供親善大使の活動報告会は2012年より計8回実施。ここ数年はコロナ禍で中止していましたが、2023年に再開。当日参加したタイの子供親善大使は3名、その他タイからスタッフ2名が同行、オイスカから理事長の中野氏 他3名、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社社長の村井氏、副社長の飯塚氏ほか役員やスタッフと、会場となったセルリアンタワー東急ホテル(渋谷)の支配人等が出席しました。
オイスカ理事長の中野氏からは「グリーンコイン制度をきっかけに、ホテルのお客様にも環境保全活動にご協力いただけることに感謝いたします」という言葉とともに、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社への支援証を授与。これを受けて、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社社長の村井氏は「グリーンコインを通じての活動は、今年で22年となります。今後もこの活動を根付かせたい。」と今後の環境活動への取り組みに向けた強い決意を語りました。
子供親善大使の皆さんからは、「子供の森」計画での活動報告が日本語を交えて行われました。訪日した3名の故郷であるタイ北部では、乾季には山火事が、雨季には大雨による土砂崩れ・洪水が起こっており、このような問題を解決するために植林を行っていることや、育った森で山菜を育てて販売したり、森にできた池で魚を獲ったりするなど村全体がその成果を享受していることが紹介されました。また、「村の中に大きな森をたくさん作りたい」「木と有機野菜を育て、みんなと一緒に食べたい」など、今後の活動への抱負が語られました。
この度の報告会で、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社の「グリーンコイン」制度をはじめとする取り組みが、オイスカを通じ、環境保全活動へ繋がっていることを改めて参加者一同実感。東急ホテルズ&リゾーツは今後も、ホテル事業を通じて「持続可能な社会」の実現に貢献していくとのことです。
※「グリーンコイン」制度・「グリーンカード」制度・Earth Friendly Hotelについて、下記よりご参照ください。
https://www.tokyuhotels.co.jp/guide/greencoin/index.html
「グリーンコイン」集計
2022年4月1日~2023年3月31日 41,930枚 / 累計 2,217,774枚
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子供親善大使 活動報告会 概要
開催日時:2023年9月27日(水) 12時~14時
開催場所:セルリアンタワー東急ホテル
内容:
①オイスカより当社へ支援証授与
②オイスカより「子供の森」計画 活動紹介
③タイ子供親善大使より活動報告
④懇親会(昼食・子供親善大使によるダンス・記念写真撮影など)
【オイスカ 概要】
名称:公益財団法人オイスカ
所在地:東京都杉並区和泉2-17-5
代表者:中野 悦子(代表理事)
公式ウェブサイト https://oisca.org/
●「子供の森」計画とは
「子供の森」計画(CFP:Children’s Forest Program)は、子どもたち自身が学校や地域で苗木を植え、育てていく活動を通して、「自然を愛する心」や「緑を大切にする気持ち」を養いながら緑化を進めていくプログラムです。
1991年にフィリピンの17校から始動したプログラムは、世界中でさまざまな環境問題が深刻化する中で年々各地からの活動要請が増え、2023年3月末現在で、37ヵ国5,468校に広がっています。
(オイスカ 公式ウェブサイトより) https://oisca.org/projects/cfp/
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