2023
10.06
10.06
ウクライナ、クリミア攻撃の背景にある歴史の重みと戦略的意義
新たな国防相にはクリミア・タタール人のルステム・ウメロフが就任した[議会で演説するウメロフ=2023年9月6日、ウクライナ・キーウ](C)AFP=時事
ロシアに対するウクライナの反転攻勢が続く中、侵略の「原点の地」が再び注目されるようになっている。それは、ウクライナ南部クリミア半島だ。2014年3月にロシアが一方的に自国領へ併合した行為は、実態としては武力を用いた侵略だった。このとき国際社会は微温的な態度にとどまり、8年後の全面侵攻につながった。
ロシ…
Source: Foresight