10.03
濃いメイクからすっぴんへ。俳優がパリファッションウィークにノーメイクで参加「不完全は美しい」
こちらもおすすめ>>「体型がおかしい」。タイタニック俳優、メディアからの過去の体型批判を明かす。「映画業界は変わりつつある」
俳優のパメラ・アンダーソンさんがノーメイクでパリ・ファッションウィークのショーに参加し、「圧倒された」などと反響が広がっている。
アンダーソンさんは9月28日に開かれたイザベル・マランのショーに、イエローのノースリーブドレスとシンプルなネックレス、イヤリングのコーディネートで出席。顔は化粧をしておらず、すっぴんだった。
アンダーソンさんが化粧をしていなかったのはイザベル・マランのショーが初めてではない。
9月27日に行われたパリ・ファッションウィークのザ・ロウのショーの他、ニューヨーク・ファッションウィークのプロエンザ・スクーラーのショーでもノーメイクだった。
アンダーソンさんは「セルフアクセプタンス(自分を受け入れること)、不完全さ、そして愛には美しさがある」とInstagramでつづっている。
カナダ出身で、『プレイボーイ』誌の表紙を飾り、テレビドラマ『ベイウォッチ』でブレイクしたアンダーソンさんは、メディアでは「セクシー」な俳優として扱われ、濃いマスカラやブロンドヘアで知られてきた。
しかし、Netflixのドキュメンタリー「パメラ・アンダーソン、ラブ・ストーリー」では、たびたびメイクなしの姿を見せている。
アンダーソンさんは8月に掲載されたELLEのインタビューで、化粧をやめようと思ったのはメイクアップアーティストのアレクシス・ヴォーゲルさんが乳がんで亡くなったことがきっかけだったと明かしている。
「彼女は最高でした。アレクシスが亡くなって以来、彼女がいないならメイクしない方がいいと感じるようになったんです」
アンダーソンさんはこのインタビューで、ノーメイクでいることを「解放的で、楽しく、少し反逆的でもある」と表現している。
「メイクをきちんとしている人々がたくさんいることに気づきました。皆に逆らって反対のことをやるのって、すごく私らしい」
パリ・ファッションウィークでの自らのノーメイク写真を掲載したアンダーソンさんの投稿には、「ノーメイクのパメラ、すごくいい」「あなたの勇気に感銘を受けた」「自分の美しさを受け入れるのを助けてくれた」などの反響が寄せられている。
また、俳優ジェイミー・リー・カーティスさんも「ナチュラルビューティー(ありのままの美しさ)革命がオフィシャルにスタートした!」と称賛している。
「プレッシャーのかかるファッションウィークで、パメラ・アンダーソンさんがメイクをせずに現れた。この勇気と反逆の行為に、感銘を受け圧倒されています」
ハフポストUS版の記事を翻訳・加筆しました。
Source: HuffPost