2023
09.01

タイの4銀行、ラオスの4支店を閉鎖

国際ニュースまとめ

タイの大手銀行4行は、規制強化と事業活動の縮小を撤退の主な理由として挙げ、ラオスの支店を閉鎖することを決定しました。2023年8月31日にタイ国営メディアNNTが伝えています。

 閉鎖するのは、TMB銀行ビエンチャン支店、アユタヤ銀行サワンナケート支店、CIMBタイ銀行ビエンチャン支店、バンコク銀行パクセー支店。 これらの銀行支店は、ラオス当局による規制強化、特に融資や外国為替管理などの分野での規制強化により、ラオスでの事業運営の容易さが妨げられていることが閉鎖を決めた理由と述べています。

また、外国の商業銀行は、過去3年間で最低登録資本金を支店あたり1000億キップから3000億キップに引き上げなければならなかったため、運営コストが上昇しました。

さらに、タイとラオス間の国境を越えた貿易や投資を中心とした企業活動の低下が、これらの支店の閉鎖決定にさらに寄与しています。これらの銀行の主要な顧客基盤であった多くのタイ企業がラオスでの業務を停止。そのためタイ4行は事業戦略を見直し、目標リターンを達成できなかった支店を閉鎖して経費管理に努めています。

■Thai Banks Withdraw from Laos, Citing Business Slump|NNT

The post タイの4銀行、ラオスの4支店を閉鎖 first appeared on タイランドハイパーリンクス:Thai Hyper.
Source: タイランドハイパーリンクス