07.17
【東京五輪】韓国選手団が反日フレーズの横断幕?=韓国ネット反発「被害意識や妄想がすぎる」「旭日旗よりは何万倍も品のある」
2021年7月16日、韓国メディア・ヘラルド経済は、「韓国代表選手団が李舜臣(イ・スンシン)将軍の悲壮な覚悟を胸に東京五輪に挑む」と伝えた。
記事によると、東京五輪の選手村に入村した大韓体育会のスタッフは、韓国選手団の居住棟に、韓国の国旗と併せ「臣にはまだ5000万人の国民の応援と支持が残っております」という李舜臣将軍の言葉を引用した文句の書かれた横断幕を掲げた。スタッフは15日、「今回の大会は日本で開催されるので、特別なメッセージを準備した」とし、「選手たちの戦意を高揚させる応援フレーズを考えていたところ、ある職員の提案によりこの横断幕を用意した」と語ったという。
李舜臣将軍は「壬辰倭乱」(※豊臣秀吉による朝鮮出兵の韓国での呼称)の際、宣祖(ソンジョ)に宛てた文書において「尚有十二、舜臣不死(私にはまだ12隻の船があり、私はまだ死んでいない)」という言葉を残し、戦地に向かったとされる。この文言は、2014年に韓国で1000万人の観客動員を記録した韓国映画「バトル・オーシャン/海上決戦 」を通して流行語になった。
しかし記事は、「これに対し日本のメディアは、韓国選手団が『反日フレーズ』を宿泊施設に掲げたと主張している」と報道。東京スポーツが15日に「韓国選手団が選手村に『反日横断幕』 不穏な〝戦時メッセージ〟掲げる」と題する記事を公開し、「李舜臣は豊臣秀吉の朝鮮出兵に抵抗した『反日英雄』として韓国では神格化されている。そんな反日の象徴を持ち出して、日本と当時の朝鮮の間の戦争に関連した言葉を選手村に掲げたことは大きな波紋を呼びそうだ」と報じたことを伝えた。
この報道を見た韓国のネットユーザーからは、「被害意識や妄想がすぎるのでは?」「李舜臣将軍は反日の象徴ではなく、愛国の象徴だ」「何が問題なの?旭日旗よりは何万倍も品のある表現でしょ」「独島を(公式サイトに)表記しているそっちこそ五輪を誘致する資格はない」「誰が企画したのかは知らないけど尊敬します」など、日本側の反応に反発する声が多く寄せられている。
一方で、「スポーツはスポーツとして楽しむべき。こんなところにまで政治を持ち出すのはコメディーだ」「なぜ韓国人はこんなに劣等意識が強いのか。むしろ実力で勝てばいい」「日本は嫌いだけど、こういうフレーズは五輪精神に合致しない気が」「お願いだから幼稚なことはやめて。北朝鮮でもあるまいし、行って競技さえ一生懸命取り組めばいい」など、五輪にはそぐわないとする意見も見られた。(翻訳・編集/丸山)
Source:脱亜論
【東京五輪】韓国選手団が反日フレーズの横断幕?=韓国ネット反発「被害意識や妄想がすぎる」「旭日旗よりは何万倍も品のある」